奈良弁護士会の元弁護士河辺幸雄被告(53)=奈良市東登美ケ丘1丁目、詐欺と業務上横領罪で公判中=による現金詐取事件で、奈良地検は27日、訴訟依頼者らから預かり金などの名目で約2800万円をだまし取るなどしたとして、詐欺と業務上横領の罪で河辺被告を奈良地裁に追起訴した。
河辺被告の起訴は10回目。起訴された被害総額は約1億7800万円に上る。
起訴状によると、河辺被告は賃貸契約終了に基づく建物収去土地明け渡し請求事件に関し、依頼者の男性(88)から平成12年4月14日と同13年5月25日に供託金や強制執行費用などの名目で計850万円をだまし取ったほか、同12年7月10日には財産移転の法律相談を受けた男性(73)から供託金名目に1000万円を、同13年4月2日には損害賠償請求事件に関して一審で敗訴した企業から供託金名目に500万円をそれぞれ詐取。
また平成12年8月24日ごろ、土地の取得などについて委任を受けた男性(48)から土地取得資金として預かった現金500万円を着服、横領した。
奈良新聞 2002年9月28日
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