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表示違反
 
改善業者の公表否定
指導の実効性重視 三輪そうめん産地表示違反

 三輪そうめん産地表示違反に関する実態調査で、柿本善也知事は1日、違反が確認されても、指導に応じた場合は業者名を公表しない方針を改めて示した。農林水産省は公表を求めているが、同知事は業者が行政指導に従った場合、「ペナルティーまで科す必要はない」と説明。国との対応の差に関しても「責任を持つ役所が違うのだから仕方ない」と独自の判断を貫く姿勢を答えた。

 同問題では、桜井市の製めん業者3社が、長崎県や熊本県産のそうめんに産地名を表示せず、三輪そうめんの表示だけで製品を販売していたことが発覚。農林水産省が指示処分を行うとともに、業者名を公表していた。

 これを受けて、県農政課も先月24日から製めん業者の実態調査を開始。8月中をめどに順次、業者を回り、産地表示で違反があった場合は厳しく指導するとしている。

 ただ、業者名の公表については「行政指導に従うなら公表はしない」方針。農林水産省は県にも公表を求めていたが、県農政課は先月31日の段階で同省に県の考え方を説明したという。

 柿本知事は、1日の定例記者会見で「公表は、一つのペナルティー」とする認識を示した上で、指導に応じる業者に対してはペナルティーを科す必要はないと判断。「大切なのは消費者保護であり、業者に規則を守らせることにある」と話し、指導の実効性を重視する考えを強調した。

本当に指導しているのだろうか???
情報をお待ちしています。


奈良新聞 2002年6月28日

食パンの表示に誤り
3万個を回収 郡山の敷島製パン 大阪昭和工場製造
 大和郡山市池沢町にある敷島製パン大阪昭和工場(本社、愛知県名古屋市)が製造して、スーパーイズミヤ(本社、大阪市)に出荷した食パン約3万個の栄養成分表示に誤りがあり、店頭から商品を回収していたことが27日までに、分かった。

 誤りがあったのは同工場でのみ製造していたイズミヤの自主ブランド「good−i(グッド・アイ)」商品の「トースト家族」で、食塩などに含まれるナトリウムを100グラム当たり470ミリグラムなのに2ミリグラムなどと誤表示。5月27日から6月13日まで、県内4店舗を含む近畿・中国2府4県のイズミヤ62店で販売された。

 6月13日夕、イズミヤに消費者からの問い合わせがありミスが判明。同社では各店舗にあった商品を回収し、売り場におわびと正誤の表示を掲示するとともに、翌14日から1週間、商品の販売を自粛した。

 敷島製パン大阪昭和工場によると、環境問題を考えて包装紙簡便化などのためにデザインを変えた際、食塩を加えない別の食パンの栄養成分表示を誤って印刷したらしい。

 栄養成分表示は栄養改善法に基づく表示義務などはないが、高血圧症や糖尿病など生活習慣病の予防などで参考にする人も多く、消費者サービスの一つとして表示されている。

 敷島製パン本社広報部は「重大なミスだと受け止めている。今後は表示関係を含めてすべての工程でのチェック体制を強化して、再発防止に努めたい」としている。

奈良新聞 2002年4月26日

韓国製を「高山茶せん」
生駒の3業者、表示偽る 公取委が排除命令
公正取引委員会近畿中国四国事務所(大阪市)は25日、生駒市の茶せん業者3社が韓国製の茶せんを国の伝統的工芸品で同市高山町の特産品「高山茶せん」と偽って表示し販売したのは景品表示法違反に当たるとして、不当表示の排除命令を出した。

 排除命令を受けたのは、「中田喜造商店」(中田喜造社長)、「高山堂」(藤井編利社長)、「竹華園」(奥田正一社長)の3社。

 公取委によると、中田喜造商店と高山堂は、韓国製の茶せんを「高山茶せん」であるかのように表示するうそのラベルを容器に張り販売。竹華園は、中田喜造商店から仕入れた茶せんを韓国製と知りながら「高山茶せん」と表示して販売していたという。

奈良新聞 2002年4月26日

「汚された」伝統工芸品
3業者、うわさ絶えず 高山茶せん偽表示

 県高山茶筌(せん)生産協同組合(久保圭造理事長)によると、排除命令を受けた3社は以前、同組合に加盟していたが、竹華園は10数年前に韓国産茶せんを販売したとして除名処分を受けた。中田喜造商店と高山堂も現在は組合を脱会している。

 その後も3社が韓国産を「高山茶せん」として販売しているうわさが絶えず、組合内でも「なんとかならないか」と懸案になっていたらしい。そのため、昨年夏に久保理事長ら理事が揃って、公正取引委員会へ相談に行ったという。

 韓国産の茶せんが高山に入ってきたのは今から約20年前。久保会長は、高山茶せんとは「高山地区で生産、加工し販売するもの」で、韓国産の茶せんは「問題外」という。

 組合によると、高山町は20軒以上の製造業者が集まる「茶せんの里」として知られ、国内の約9割、年間約35万本を製造。「高山茶せん」は昭和50年、伝統的工芸品産業振興法に基づき「伝統的工芸品」の指定を受けた。

 今回の排除命令は、全国一の生産量を誇り、生駒市の貴重な伝統工芸品である高山茶せんの信用失墜とイメージダウンにつながりかねない。同組合では来月にも緊急に理事会などを開き、善後策を検討する予定だ。

 久保会長は「今後も技術を磨き、良い商品を作ることで、伝統のよさをアピールしていきたい」としている。

 
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